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ラ・セグンダ保険グループ(アルゼンチン) オペレーション・ディレクター
フアン・カルロス・モスケラ博士は、1990年にロサリオ国立大学で法学の学位を取得している。ラ・セグンダ保険グループでの勤務歴は29年に及ぶ。人事マネージャー、ラ・セグンダ職業リスク保険会社のマネージャーなどを経て、現在はオペレーション・ディレクターを務める。
モスケラ博士は職業リスク保険協会の理事も6年間務めた。また、代表者および講演者として、国内外のさまざまな会議に数多く出席している。
ユニヴェ保険(オランダ) 最高経営責任者
ヨハン・ファン・デン・ネステ氏は、アリアンツやアクメアといったトップブランド企業の新規事業立ち上げや加速フェーズにおいて、確固たる実績を持つ。まさに、保険業界における企業内起業家、そしてデジタルリーダーと呼ぶにふさわしい経歴といえる。損害保険の幅広い経験と、データサイエンス、eコマース、ITを組み合わせ、現状に挑戦し、既存ビジネスを立て直し、新しいビジネスモデルを構築している。ファン・デン・ネステ氏は、多分野にわたるアプローチ(リーンとアジャイル)を用いて、組織に優れた顧客体験と財務パフォーマンスをもたらしている。
現在は、230年の歴史を持つ協同組合保険組織であり、オランダで第4位の金融サービスプロバイダーのユニヴェ保険で、保険・再保険事業のCEOを務める。注目する主要分野は、戦略、商業活動、デジタルトランスフォーメーション、IT、人事、持続可能性である。主な課題は、ESG目標に取り組み、将来的に自らの孫たちも顧客になりたいと思えるような会社に育て、それを継承することである。
ファン・デン・ネステ氏は、活気に満ちた楽しい環境の中で、トップクラスの専門家とともに、最上級のパフォーマンスを発揮している。また、人々を励まし、間違いから学びを得られるように人々を導いている。
家族は、妻エスターと2人の子供(23歳と21歳)。そして犬を1匹飼っている。ロッテルダム近郊に住み、家族との時間を楽しむ。趣味は、サイクリング(特に長距離)、ランニング、ハイキング、スキー。また、読書も趣味とし、特に歴史やリーダーシップに関する本を好む。
CIC保険グループ(ケニア) グループ・マネージング・ディレクター兼最高経営責任者
パトリック・ニャガはCICインシュアランス・グループのグループ・マネージング・ディレクター兼最高経営責任者。会計学の商学学士号およびストラスモア・ビジネススクールの経営学修士号を取得している。ケニアの公認会計士であり、ケニア会計士協会会員。また、ロンドン・ビジネススクール、ラゴスビジネススクール、イェール大学経営大学院のさまざまなエグゼクティブ・リーダーシップ・プログラムにも出席している。ニャガ氏は、主に金融サービスとび監査業務で33年以上の実務経験を持つ。銀行業務ではさまざまな上級職を歴任。CICインシュアランス・グループの入社以前は、ケニア協同組合銀行のグループ財務・戦略ディレクターを務めた。
ニャガ氏は以前、バークレイズ銀行(現ABSA)で監査・保証業務の地域責任者として勤務し、また、KPMG (EA)では主にケニアおよび近隣地域の金融機関の監査に従事した。ケニア取締役協会の会員であり、保険事業を含むいくつかのコーポレート・ガバナンス・コースで研修を受けている。
CLIMBS(フィリピン) 管理・経営企画担当副社長/フィリピン協同組合大学 最高経営責任者兼校長
ドナ・ディゾン氏は、CLIMBSの複数の事業部門にわたり、人材、事業プロセス、効率性、イノベーションを改善するための戦略的ソートリーダーシップを提供している。CLIMBSは、保険協同組合かつ大手マイクロインシュアランス組織であり、フィリピンで最初にパラメトリック天候保険を提供した。協同組合のサステナビリティとレジリエンスのため、パートナーやステークホルダーとのチームコラボレーションを主導している。フィリピン協同組合大学では、国内外を問わず、NaFeCoopのような協同組合パートナー、機関、連合と協力し、能力構築と戦略推進に取り組んでいる。
認定人事専門家(CHRP)、マネージング・コンサルタント、そして国際プロフェッショナル・マネージャー連盟(IFPM)会員として、生涯学習、人材開発、組織のレジリエンスに情熱を注いでいる。協同組合経営および保険開発のポストグラデュエート・サーティフィケートを取得し、アジア経営大学院のエグゼクティブMBAを修了。今後、ピープルマネジメントのアソシエイトフェロー(AFPM)を授与される予定。
夫との間に2児。趣味は音楽、水彩画、本、植物など。
ICMIF事務局長
ショーン・ターバック氏は、1995年に国際協同組合保険連合(ICMIF)に勤務し、2005年に事務局長に就任した。同氏のリーダーシップのもと、ICMIF会員は1995年の65組織から、現在は60か国以上・200組織にまで拡大を見せた。
ターバック氏は、2015年に最初のICMIFグローバル・マニフェスト「生命と生活を守る」を策定し、それに基づいて、ICMIF会員が代表を必要とする分野あるいはICMIF会員が先行している分野において、世界の主要政策立案者との協力関係を構築してきた。該当する分野には、国連の持続可能な開発目標(SDGs)、気候変動、災害リスクへのレジリエンス、貧困削減、経済成長、責任投資、ガバナンス、持続可能な開発、規制・法律などがある。
同氏はその後、すべてのUNDRR隔年会議や、その他の多くの国連が指定したイベントで、主に協同組合/相互扶助の保険組織が国連2030アジェンダにおいて果たすことが可能な、また実際に果たしている役割についてスピーチを行ってきた。2019年にICMIFが、国連開発計画(UNDP)、UNDRR、アカウンティング・フォー・サステナビリティ(A4S)とそれぞれ締結した3つのグローバル・パートナーシップにも貢献した。ターバック氏は現在、国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)、国連提唱のネットゼロ・アセットオーナー・アライアンス、および2021年にグラスゴーで開催されたCOP26と連携して、保険SDGs(iSDGs)の開発に携わっている。
保険開発フォーラム(IDF、2016年4月に設立)の創設メンバーであり、その運営グループの職権上のメンバーである。IDFは、保険関連の課題と解決策が最高レベルで議論されるようにするために、保険業界のリーダーと、国連・世界銀行・金融安定理事会の世界的な政策立案者を、独自の官民および相互扶助組織のパートナーシップとして結集させている。ターバック氏は、2019年までIDFマイクロインシュアランス・ワーキンググループの共同議長も務めた。
28年間のICMIF勤務を経て、2024年11月にアルゼンチン・ブエノスアイレスで開催される次回のICMIF隔年大会最終日をもって正式に事務局長を退任する。なお、非常勤の顧問およびアンバサダーとして、少なくとも2年間はICMIFに留まる予定。ターバック氏の新たな役割は、事務局長に助言を行うこと、ICMIFの国連機関とのパートナーシップや、まだ初期段階にあるその他の持続可能性プロジェクトを引き続き主導すること、ICMIFのアンバサダーとして特定の外部ステークホルダーに対応することなどが見込まれる。
サンクリストバル グループ(アルゼンチン)CEO
国立ブエノスアイレス大学で保険数理を専攻する。金融や保険会社で活躍し、また福利厚生・社会保険・健康に関する戦略立案に携わった豊富な経験を持つ。ウイリス・タワーズワトソンのアルゼンチン担当ディレクターおよびチリ担当ゼネラル・マネージャー、マーサーのチリにおける最高経営責任者を経て、2019年にアルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイにまたがる大手保険・金融サービス会社サン・クリストバル・グループの最高経営責任者に就任。
同氏は、アルゼンチン保険協会(ADIRA)およびアルゼンチン生命・退職金保険協会(AVIRA)の執行委員会メンバー、および国連グローバル・コンパクトのアルゼンチン・ネットワークの理事会メンバーでもある。
パイオニア社(フィリピン) 社長兼最高経営責任者、マイクロインシュアランス・ネットワーク会長
ロレンゾ・チャン氏は、米国フォーダム大学で2つの学位を取得し、優秀な成績で卒業した。損害保険と生命保険の両分野で豊富な経験を持ち、中低所得者層向けの特定ニーズに応じた小規模で手頃な保険の開発など、革新的なソリューションの最前線に立ってきた。
チャン氏のリーダーシップのもと、パイオニア・グループはマイクロインシュアランス分野をリードしてきた。2023年の加入者数は約2,400万人に上る。インクルージョン(包摂)の強力な支持者であり、CARD Pioneer(CARD MRIとの合弁)のマイクロインシュアランスへの取り組みに関する本の共著者でもある。パイオニア・グループでの活動以外には、マイクロインシュアランス・ネットワークの会長を務める。また、世界銀行の貧困層支援協議グループ(CGAP)の「気候レジリエンスに関する諮問委員会」のメンバーでもある。
CARD MRI(フィリピン) 創設者兼名誉会長
ハイメ・アリストテレス・B・アリップ博士は貧困撲滅の実践者であり、マイクロファイナンスと社会的企業育成において40年の経験を有する。アリップ博士は、25の組織からなるCARD MRI(農業・農村開発センター相互補強機構)の創業者である。同グループは、フィリピン全土で937万の経済的に困難を抱える顧客にマイクロファイナンス、マイクロインシュランス、社会開発サービスを提供し、2,990万人以上の生命を保障している。
貧しい人々を対象としたCARDの革新的な金融および企業育成サービスは、2008年のラモン・マグサイサイ賞(社会奉仕部門)や、2019年のラモン・V・デル・ロサリオ賞(国家建設部門)など数々の栄誉に輝いている。ラモン・マグサイサイ賞は「アジアのノーベル平和賞」と呼ばれる。最近では、フィリピン保険委員会から、2024年1月の同委員会設立75周年を記念してインクルーシブ・インシュランス・リーダーシップ賞を授与された。
アリップ博士はハーバード・ビジネス・スクール、東南アジア学際的開発研究所、フィリピン大学の卒業生である。
スイス・リー(カナダ)カナダおよびイギリス領カリブ海地域再保険 CEO
ジョリー・クロスビー氏は、1998年のスイス・リー入社以来、アジア地域医療保険商品・事業の責任者、直近では生命・医療保険引受および医療再保険のグローバル責任者など、責任を高めつつ数々の指導的役割を歴任。
損害保険分野で元受保険と再保険の両方の経験を持つ。コーポレート・ソリューション部門でキャリアをスタートさせ、代理店・ブローカーE&O保険の保険金請求担当を経て、金融・専門職業賠償責任保険(FinPro)の保険金請求部門を統括。
その後、再保険部門に異動して、グローバルなガバナンス・チームを統括し、オペレーショナルリスクを評価・管理するための適切なフレームワークの確立に努める。また、コンプライアンスに関連する、国際貿易管理、不正検知の取り組み、データ保護、事業継続マネジメントなどのテーマも所管。
ガバナンス業務に3年間従事した後、再保険の米国損害賠償請求部門の責任者に任命され、データ分析を活用して、顧客における保険ポートフォリオのリスク管理や個々の保険金請求手続きの支援に注力。
キャリアの初期には、保険訴訟専門の法律事務所で、弁護士として第一審および控訴審において保険会社やその顧客の代理人を務めた。
ゴア・ミューチュアル(カナダ)バイスプレジデント兼パーパス・サステナビリティ責任者
ギャビー・ポランコ=ソルト氏は戦略責任者であり、環境サステナビリティ、ESG、コミュニティ投資、そして多様性・公平性・包摂性(DEI)の各分野において、20年近くにわたり複数の多国籍金融機関で働いた経験を持つ。スコシアバンク、ロイヤルティワン、マニュライフ・ファイナンシャルなどさまざまな組織に勤務し、やがて上級職に昇進した。
現在は、ゴア・ミューチュアル保険のバイスプレジデント兼パーパス・サステナビリティ責任者を務める。この職務においては、カナダのコミュニティに変化をもたらすためのゴア・ミューチュアルの取り組みと優先事項を導くことに責任を負う。
ポランコ=ソルト氏は最高経営責任者に直属し、ESGを事業戦略のあらゆる分野に組み込み、組織全体の社会的影響、コミュニティ、パーパス、包摂、サステナビリティに関する活動を主導することを任務とする。学術分野でも活躍しており、現在はトロント大学セントマイケルズ・カレッジで、企業の社会的責任(CSR)およびサステナビリティに関するグラデュエート・ディプロマ・プログラムの講師を務めている。
エルサルバドルの出身であり、移民や難民が直面する障壁の排除に熱心に取り組む。カナダにおける移民や難民の支援を行うさまざまなNGOで、理事職などを歴任してきた。現在は、カナダの慈善団体CUSO Internationalおよび非営利環境団体Ducks Unlimited Canadaの理事を務める。
ヨーク大学シューリック・ビジネススクールでMBAを取得した。
ベネバ(カナダ) 社長兼最高経営責任者
ジャン=フランソワ・シャリーフ氏は、カナダ最大の相互扶助保険会社であるベネバの社長兼最高経営責任者を務める。2020年7月にラ・キャピタルとSSQ保険の合併で誕生したベネバは、270万以上の会員・利用者、5,500人以上の従業員を擁している。同社の資産は252億カナダドルを上回り、保険事業の規模は約70億カナダドルである。
シャリーフ氏はラヴァル大学で保険数理の学士号を取得した。カナダアクチュアリー会および損害保険アクチュアリー協会のフェローであり、クイーンズ・エグゼクティブ開発プログラムも修了している。損害保険と生命・健康保険分野におけるカナダのいくつかの大手保険会社で役員を歴任後、2015年に最高経営責任者としてSSQ保険に入社する。
シャリーフ氏は、保険および金融サービス業界におけるいくつかの団体の理事および委員会のメンバーを務める。また、カナダ生命・健康保険協会(CLHIA)およびファイナンス・モントリオールの理事会メンバーでもある。同氏は、社会貢献活動や、地域社会をより良いものにしたいという熱意でも知られており、それがコミットメントと連帯に関するベネバの価値観の証しとなっている。また、ジュヌ・アン・テット財団の理事も務める。その他、さまざまなイベントや募金キャンペーンの名誉会長にも指名されている。特に、2024年の慈善団体Centraide Québec Chaudière-Appalachesによるキャンペーンおよび気候変動関連のQuébec Capitale Climatプロジェクトでは共同議長を務めた。
2021年には、金融専門誌Finance et Investissementから2020年の金融パーソナリティ・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。これは、ベネバの取締役会会長であるジャン・サン=ジェレ氏との共同受賞であった。
3人の息子の父親として、家族との時間を非常に大切にしている。
グローバル・サイバー保険事業責任者, サイバースカウト(米国トランスユニオン社のブランド)
マット・カリナ氏はトランスユニオン社のグローバル・サイバー保険事業責任者である。勤務するインテリジェント・アイデンティティ・セキュリティ企業のソンティック社が買収されたことにより、2021年にトランスユニオン社に入社。同氏は、トランスユニオン社の包括的なサイバー・ソリューションのグローバルな成長を推進し、保険市場全体における戦略的パートナーシップを強化する任務を負う。
カリナ氏は、サイバー関連サービス、保険研究、開発、支払請求管理における25年以上の経験を持つ。2021年にソンティック社がサイバースカウト(Cyberscout®)社を買収する以前、同氏はサイバースカウト社のグローバル市場担当マネージング・ディレクターを務めていた。それ以前は、2008年から2018年までサイバースカウト社の最高経営責任者であった。同氏は、米国に特化した単一製品ビジネスから、米国および世界で展開する、保険業界向け個人・法人サイバー・ソリューションのトップ・プロバイダーへと、サイバースカウト社の成長を導くことに貢献した。
トラベラーズとアリアンツにおいて複雑な支払請求管理の職務に就き、損害保険業界での豊富な経験を持つ。また、メットライフ(MetLife®)の損害保険会社において商品開発ディレクターを務め、同社の個人向け商品ラインの開発と管理を担当した。
サンコール保険グループ(アルゼンチン) 最高経営責任者
アレハンドロ・シモン氏は、ブエノスアイレス大学でアクチュアリーの学位を、IAEビジネススクールで経営学の専門修士号を取得。
1998年からサンコール保険グループに勤務し、2016年からは最高経営責任者を務める。
シモン氏は、CITES(技術・ビジネス・社会イノベーション・センター)の会長である。2016年から2020年には、アルゼンチン共和国内陸部保険協会(ADIRA)の会長も務めた。彼は2022年から2024年10月まで、国連グローバル・コンパクトのアルゼンチンネットワークの理事会の副会長を務めた。さらに現在はCIDeS(アルゼンチン保険業界のシンクタンク)の会長も務める。
国際的には、ジュネーブ協会理事会のメンバーであり、ICMIF執行委員会で米州代表の副会長を務める。
2018年にアルゼンチンのバリローチェで開催されたG20保険フォーラムの共同議長を、B20アルゼンチンでは「成長に資するファイナンス・インフラ」タスクフォースのメンバーを務めた。また、B20サウジアラビア(2020年)とB20イタリア(2021年)では「清廉性・コンプライアンス」タスクフォースのメンバーとなった。さらに、2022年のB20インドネシアでは「金融・インフラ」タスクフォースのメンバーを務めた。
AMベスト(米国) 社長兼最高経営責任者
マット・モッシャー氏は、AMベスト・レーティング・サービス社の社長兼最高経営責任者である。
モッシャー氏はAMベストのレーティング・サービス事業を統括する。また、AMベスト・カンパニー社、AMベスト・レーティング・サービス社、およびAMベストのすべての格付子会社において取締役も務める。
AMベストには1995年に入社。2019年7月に現職に就く以前は、2016年から最高執行責任者としてAMベストの格付業務全般を担当した。2009年からAMベストのグローバルな格付分析を担当。2001年から2009年まではAMベストの損害保険格付分析を統括。それ以前は管理職としてさまざまなポジションを歴任するとともに、AMベストの損害保険アクチュアリーも務める。その間、ベストの自己資本比率(BCAR)モデルを含む多くの損害保険格付モデルの開発・保守を担当した。
AMベスト入社前は、コンサルティング業界で2年間、米国損害保険業界で7年間の勤務歴を持つ。
モッシャー氏は、保険や格付けに関する幅広い問題について多くの業界団体に講演し、保険業界に存在する機会について学生を啓蒙する必要性を強く主張している。
リーハイ大学で統計学の学士号を取得。損害保険アクチュアリー協会フェロー、米国アクチュアリー学会会員、公認企業リスクアナリストでもある。3人の子息は現在アクチュアリー試験を受験中。
ICMIF会長、コーポレーターズ(カナダ) 社長兼最高経営責任者
1997年のコーポレーターズ入組以来、ロブ・ウェセリング氏はグループ内で順調に昇進し、2016年12月1日にコーポレーターズ・グループ・リミテッドの社長兼最高経営責任者に任命された。
ウェセリング氏はカナダの洪水対策の取り組みを主導し、政府、学界、さまざまな業界のあらゆるレベルの人々と関係を築き、カナダ人のための完璧なソリューションの開発に尽力してきた。この分野において、同氏はパートナーズ・フォー・アクション・アドバイザリーボードの創設ディレクター兼メンバーであり、大災害損失軽減センターの理事でもある。
2022年のローマにおける国際協同組合保険連合(ICMIF)100周年記念大会において、ウェセリング氏はICMIF会長に任命された。ICMIF財団理事長、国連防災機関投資諮問委員会(UNDRR IAB)委員、保険開発フォーラム(IDF)運営委員会委員。ウェセリング氏はグエルフ大学から理論数学の優等学士号および応用統計学の修士号を取得し、また公認保険プロフェッショナルの資格を保有している。家族とともにオンタリオ州グエルフに住み、地域社会の一員としても活動している。
JA共済連 代表理事専務
高橋一成氏は、日本で最大の協同組合保険組織(総資産58.4兆円(3,482億USドル))、年間の共済掛金収入(4.0兆円(269億USドル))であるJA共済連(全国共済農業協同組合連合会)の代表理事専務。
1987年4月にJA共済連に入会し、普及部長、JA支援企画部長を歴任。その後2019年より常務理事を務めたのち、2024年7月に代表理事専務に就任し、現在に至る。
変化が激しく将来の予測が難しい社会環境にあっても、「未来は今日始まる」ことを肝に銘じ、協同組合が果たすべき役割を着実に遂行することが大切と信じている。
コープ共済連 代表理事理事長
和田寿昭は、日本で共済事業を行っている、コープ共済生活協同組合連合会(愛称コープ共済連、加入者数976万人、受入共済掛金は14億9900万USドル(2023年度))の代表理事理事長。
各地の大学生協や全国大学生協連で専務理事を務めたのち、2013年より日本生協連の専務理事を務めた。日本生協連在任中は、日本の協同組合の中央組織であるJCA(日本協同組合連携機構)の発足にかかわり、長年多くの協同組合団体との連携に努めてきた。
2019年よりコープ共済連代表理事理事長としてCO・OP共済2030年ビジョンの実現に向け全国の会員生協とともに推進していくとともに、国内の共済団体や協同組合との連携に力を入れ、共に社会課題の解決に取り組んでいる。
ウニメド保険(ブラジル) 社長
ヘルトン・フレイタス博士は、ミナスジェライス連邦大学(UFMG)医学部を卒業し、保健サービスの計画・管理および産業医学を専攻した。公共部門では、ミナスジェライス連邦大学のダスクリニカス病院およびベロオリゾンテ市保健局での勤務経験を持つ。35年にわたり、いくつかの医療協同組合で消費、労働、信用、保健の各分野に携わってきたが、特に1998年に入組したウニメド・システムでの勤務歴が長い。
フレイタス博士は、2006年から2014年までウニメド・ベロオリゾンテを統括し、この期間にウニメドはミナスジェライス州の州都周辺における事業強化を進め、病院と保健サービスの独自ネットワークを拡大し、顧客数を57万人から120万人以上に増加させた。
2015年よりウニメド保険社長、2018年よりインベストコープ・アセットマネジメントの最高経営責任者を務める。2021年にはウニメド財団の理事長、ウニメド・カレッジの最高経営責任者に選出され、現在はマルチコープの理事会会長も務めている。
国際協同組合同盟(ICA) 会長
2017年のマレーシア・クアラルンプール総会で、アリエル・グアルコ氏は国際協同組合同盟(ICA)会長に選出された。
グアルコ氏は、母国アルゼンチンで協同組合運動の発展に尽力し、アルゼンチン以外の米州大陸や世界の協同運動とも強い絆を築いてきた協同組合界のリーダーである。
故郷のブエノスアイレス州コロネル・プリングレスの電気協同組合で20年以上前に協同組合運動に身を投じ、さまざまな役職を歴任の後、2007年から組合長を務めている。
2011年からアルゼンチン協同組合連合会(Cooperar)の会長を務める。また、2013年からはICAの理事を務めている。Cooperarは、74の協同組合連合会、5,000の協同組合、1,000万人の組合員を結びつける組織である。
グアルコ氏は、ブエノスアイレス州電気公共サービス協同組合連合会(FEDECOBA)の会長を2008年から務めている。著書に『アルゼンチンの協同組合運動 – 希望に満ちた未来への展望と実践における協同組合原則:グローバルアジェンダの今日的課題に取り組む』がある。
保険開発フォーラム(IDF) 事務局長
エホスエヒ・イヤヘン氏は、保険業界が主導し世界銀行や国連などの国際機関が支援する官民パートナーシップである保険開発フォーラム(IDF)の事務局長であり、保険の普及を促進して災害に対するレジリエンスを高め、国連の持続可能な開発目標(SDGs)とグローバル2030アジェンダの達成への貢献を目指す。
イヤヘン氏は、政府、国際開発機関、民間企業、学術機関との公的財務管理への共同取り組みや、リスク管理と資金調達の仕組み、そして保険の役割の強化について豊富な経験を有する。
アフリカ、カリブ海諸国における地域のリスクプールや、気候変動に直面する20か国における保険の保障拡大のためのIDF、国連開発計画(UNDP)、ドイツ経済協力開発省(BMZ)による新たな三者間合意の形成など、数多くの先駆的な取り組みの確立と運営に直接関わってきた。
英国グラスゴーで開催されたCOP26では、最も必要度の高いリスク分析機能の構築に重点を置いたIDFの代表的な「リスク・レジリエンス分析」プログラムの立ち上げを指揮した。この中には、グローバル・リスク・モデリング・アライアンスの設立およびグローバル・レジリエンス・インデックス・イニシアチブ(GRII)の共同設立に関する、気候変動に脆弱な58か国によるV20財務大臣グループとIDF間の正式なパートナーシップの立ち上げが含まれている。
イヤヘン氏は、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンス(LSE)、ハーバード大学、ジョン・F・ケネディ・スクール・オブ・ガバメント、西インド諸島大学を卒業している。2018年にロックフェラー財団ベラージオ・センターの常勤プラクティショナー・フェローに選ばれる。また、2020年には『リーダーズ』誌で世界のレジリエンス・ソート・リーダー100人に選ばれる。2021年から2023年まで、アトランティック・カウンシルのエイドリアン・アルシュト=ロックフェラー財団レジリエンス・センターで非常勤シニアフェローを務める。また、世界最大の慈善財団の一つであるウェルカム・トラストの気候影響諮問委員会の委員でもある。
国連開発計画(UNDP) 保険およびリスクファイナンス担当シニアアドバイザー
ミゲル・ソラナ氏は、国連開発計画(UNDP)の保険およびリスクファイナンスのシニアアドバイザーとして、39か国のUNDP拠点での技術導入を主導している。過去15年間にわたり、50以上の保険イノベーションの取り組みを計画・実施し、2,000万人に保険による保障を届けてきた。UNDPに加わる以前は、国際労働機関(ILO)のアフリカとラテンアメリカにおける保険イノベーション活動や、包摂的保険市場を開発するグローバルな取り組みなどを担当。
ソラナ氏は、ドイツ銀行、ドレスナー・クラインオート、シンバイオティクス・グループでも役職を歴任している。経営学修士号、保険数理学士号、開発と国際協力のCASを保有。スペイン語、英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語を話す。
ワワネサ・ミューチュアル保険(カナダ) 最高戦略・会員エクスペリエンス責任者
キンバリー・パラトニック氏は、ワワネサの最高戦略・会員エクスペリエンス責任者を務めるバイスプレジデントであり、ワワネサの企業戦略、リサーチ、イノベーション能力の達成と発展において重要な役割を果たし、会員エクスペリエンスと持続可能性に関連する部門を所管している。
2011年に同社に加わり、生命保険事業部門および役員室で指導的地位を歴任。相互扶助運動に情熱を持ち、ワワネサを代表して国際協同組合保険連合(ICMIF)のインテリジェンス委員会において副委員長を務める。また、最近ではオックスフォード大学の「価値創造のための相互扶助の経済学プログラム」を修了した。
パラトニック氏は米国アクチュアリー会およびカナダアクチュアリー会の会員である。マニトバ大学で経営学士(優等)を取得し、ハーバード・ビジネス・オンラインでサステナブル・ビジネス戦略コースを修了した。
カナダのウィニペグで、夫と2人の幼い息子と暮らす。
FMG(ニュージーランド)最高顧客責任者
グレン・クロースデール氏は2011年2月にFMGに入社し、損害保険と生命・医療保険の双方に関して、事業全般の販売およびサービスのパフォーマンスにかかる責任者である。
現職の前は、FMGにおいてマーケティング、コミュニケーション、リスクサービス部門を率いており、国内外で20年にわたり保険、建設、林業、鉱業、第1次産業の分野でマーケティング、コミュニケーション、マネジメントに携わった経験を持つ。
業界レベルでは、ICMIFインテリジェンス委員会の委員長を務める一方、カンタベリー地震の直後に設立されたニュージーランド保険協会(ICNZ)のコミュニケーション委員会にFMGの代表として参加している。
ロイヤル・ロンドン(英国) グループCEO
バリー・オドワイヤー氏は、生命保険と年金で英国最大規模の相互扶助組織であるロイヤル・ロンドンのグループ最高経営責任者を務める。保険数理の専門家であるアクチュアリー資格を持つとともに、スタンダードライフ、HBOS、プルデンシャルの各社における勤務を通じて豊富な金融サービスの経験を有している。
業界において卓越した役割を果たし、英国保険協会の会長を務めた。また、協同組合と相互扶助組織が、その価値観やパーパスを共有する投資家から資金調達するのを支援するために設立されたフィンテック企業「コープ・エクスチェンジ(Coop Exchange)」の非常勤取締役でもある。
コーポレーターズ(カナダ) 持続可能性・シチズンシップ担当バイスプレジデント
チャド・パーク氏は、コーポレーターズの持続可能性・シチズンシップ担当バイスプレジテントであり、持続可能性の原則を投資戦略や引受業務を含め組織全体に浸透させ統合する取り組みを指揮している。また、コーポレーターズ・コミュニティ基金をはじめコーポレーターズの全国的なコミュニティへの投資や提携プログラムも統括。
2020年6月からのコーポレーターズ勤務以前は、持続可能性に取り組む複数の組織やプロジェクトで主導的な役割を果たした。エネルギー・フューチャーズ・ラボ(カナダの変革的エネルギービジョンに向けたソリューションを共同推進するイノベーターやパートナー組織の多様な連合)の創設ディレクター兼リード・アニメーターとして5年にわたり活躍。また、ナチュラル・ステップ・カナダのエグゼクティブ・ディレクターも務めた。ロータリー財団の国際親善奨学生として、スウェーデンのルンド大学・国際環境産業経済研究所で修士号を取得。また、オックスフォード大学サイード・ビジネススクールでオックスフォード社会的金融プログラムを修了。
ウニポール・グループ(イタリア) 会長
1965年にサルデーニャ島カリアリで生まれる。ボローニャ大学で経営学の優等学位を取得し、銀行・保険業界で30年以上の経験を積む。1990年にウニポールに入社し、長年にわたり責任ある立場を歴任の後、2005年にウニポール・グループのゼネラル・マネージャーの一員に任命される。2007年に単独のゼネラル・マネージャーに、2010年には最高経営責任者に昇進し、2022年4月に会長に任命される。
チンブリ氏のリーダーシップの下で、ウニポールは従業員12,400 人、2023 年の保険料収入151 億ユーロ、顧客数約 1,680 万人と、イタリアの損害保険分野でトップに躍進した。さらに、自動車搭載のブラックボックスの台数で欧州トップとなり、これによりウニポールは欧州保険業界の主要プレーヤーの1社に位置付けられる。
現在、チンブリ氏はRCSメディアグループの取締役およびEuresa Geie(欧州の16の協同組合/相互扶助の保険組織からなる団体)の理事も務めており。
2016年には、経済、金融、文化、社会貢献の分野におけるイタリアの卓越性を示す名誉ある「グイド・カルリ賞」を受賞し、それ以降、ローマのグイド・カルリ社会科学国際自由大学の修士課程において保険マネジメントの正教授を務めている。また、2018年5月からはモンジーノ心臓病センター(イタリアの腫瘍学と心臓病学における卓越した研究拠点)を含む欧州腫瘍学研究所の理事長職にある。
2024年、チンブリ氏はイタリア共和国大統領からイタリアの産業・ビジネス界で最も重要な人物に贈られる最高の栄誉「カヴァリエーレ・デル・ラヴォーロ功労賞」を受賞した。
ラ・セグンダ保険グループ(アルゼンチン) プロジェクト管理室リーダー
ビルヒニア・リンギアルディ氏は、経営学の学位を取得しており、多分野にわたるチームにおいてリーダーシップやトレーニングの経験を持つ。ロサリオ国立大学(アルゼンチン)の経済・統計学部を卒業。
2015年からは、プロジェクト管理室リーダーとして、ラ・セグンダのプロジェクトポートフォリオの計画・調整を担当し、プロジェクト管理におけるベストプラクティスの適用を推進してきた。
さらに、さまざまな作業チームのまとめ役も務める。視覚的思考と視覚的ストーリーテリングの訓練と経験により、チームによるアイデア、コンセプト、目標の視覚化を支援し、集団的知性・記憶を促進する。
2017年12月から、ICMIF-ラ・セグンダ・ヤングリーダー・グループのメンバーを務める。また、ラ・セグンダが推進する、アルゼンチン保険市場初のインシュアテック関連のハッカソンである「Hack2in」イノベーション・プロジェクトのリーダーも務める。
リンギアルディ氏はTEDxの講演者でもある。同氏の講演「複雑なものをシンプルにする技術」 2023年10月 👉 https://www.youtube.com/watch?v=kCisEtrCjuQ&t=1s
EY(カナダ) EYカナダ保険コンサルティング・リーダー
ジェニファー・バジウク氏はパートナーであり、トロントを拠点とするEYカナダの保険コンサルティングチームで主席リーダーを務める。
金融サービスと保険の分野における25年以上の経験を活かし、大規模な変革プログラムの開発と実施を通じて、顧客の潜在能力を引き出す支援を行う。
保険業界からEYに加わったバジウク氏は、顧客サイドからのユニークな視点と幅広い経験を仕事に活かしている。大規模プログラムの実施に注力しており、具体的には、戦略的なコスト最適化、保険金請求の変革、プロセス最適化、組織設計と変更管理、基幹システム・プラットフォームのリプレース、データ管理、データガバナンスなど多岐にわたる。また、業績不振の事業を立て直し、売上高と利益の向上に貢献してきた実績を持つ。
バジウク氏は、アサバスカ大学で経営学の学士号とMBAを取得している。また、CIP(公認保険プロフェッショナル)およびPMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)の資格も持つ。
マイクロソフト(カナダ) デジタル戦略・グローバル金融サービス担当ディレクター
モナ・コタリ=チタリア氏は、マイクロソフトで経営幹部(C-Suite)デジタル戦略業界アドバイザーを務める。保険およびウェルスマネジメントの顧客との共同イノベーションを主導しており、新たな価値を引き出し、差別化されたエクスペリエンスを提供し、持続可能な成長に向けたイノベーションを加速させている。
25年以上の職務経験を持ち、金融サービスおよびテクノロジー業界において、コンセプトから実行に至るまで、注目度の高いビジネス変革を導いてきた。アーンスト・アンド・ヤングおよびキャップジェミニで戦略管理コンサルタントを務め、オートデスク社のSaaSビジネスモデルへのデジタルトランスフォーメーションにおいて重要な役割を果たした。また、トロント大学ロットマン・スクール・オブ・ビジネスのMBAインターンシップ・プログラムのアドバイザーであり、デジタル保険プラットフォーム「Digital Insurer」の生成AIコースに寄稿も行う。
トロント大学ロットマン・スクール・オブ・ビジネスで商学士(ファイナンス専攻)、ウェスタン・オンタリオ大学アイビー・ビジネス・スクールでMBAをそれぞれ取得。
アクメア(オランダ) ディレクター(持続可能性担当)
バブス・ダイクスホールン氏は、アクメアの持続可能性担当ディレクターであり、アクメアの全体的な戦略に持続可能性を浸透させ、組織全体で、自社の業務、保険および投資活動に持続可能性の原則を統合する取り組みを主導している。
2022年9月のアクメア入社以前は、NNグループの持続可能性責任者として勤務。また、ABNアムロおよびフォルティスでさまざまな役職を歴任する。これらの役職を通じて、オランダ保険協会の持続可能性委員会の議長、国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・オランダの理事を務めた。
ユトレヒト大学で法学修士号を取得。働きながらさまざまな経営コースを修了しており、ケンブリッジ大学のプリンス・オブ・ウェールズ・ビジネス・アンド・サステナビリティ・プログラムも修了した。
P&V(ベルギー) 経営委員会会長
ヒルデ・フェルナイレン氏は20年以上にわたり金融サービス業界で活躍しており、保険における協同組合/相互扶助の事業モデルの熱心な擁護者でもある。また、保険や協同組合/相互扶助事業のさまざまなテーマについて定期的に講演を行っている。
フェルナイレン氏は、P&Vグループで20年間勤務の後、2011年にP&V保険およびVIVIUMの最高経営責任者に任命された。
2011年からICMIF理事となり、2016年から2022年までICMIF会長を務めた。また、2013年6月から2016年6月まで、AMICE(欧州相互保険会社・協同組合協会)の会長も務めた。ヨーロッパの17の協同組合/相互扶助の保険組織による連携と交流を目的とした団体Euresaの理事長であり、地域、連邦、ヨーロッパ、国際レベルで協同組合モデルを推進・擁護する団体Febecoopの理事長でもある。
さらに、2019年から2024年までベルギー保険協会(Assuralia)の理事長および執行委員会会長を務め、ベルギーやその他のヨーロッパ諸国における複数の組織でも代表を務めた。
リバダビア保険(アルゼンチン) ゼネラルマネージャー
ロザナ・ローラ・イバラート氏は、アルゼンチンのラ・プラタ市で生まれ、教育を受ける。現在もそこで暮らし、仕事と個人の活動を行っている。リバダビア保険では、40年間にわたりさまざまな職責を歴任しており、ゼネラルマネージャーに就任して13年になる。
公認会計士であり、ラ・プラタ国立大学の卒業生である。同大学で1984年から教鞭を執り、30年以上にわたり会計学の非常勤教授を務めている。
現在は、ICMIFアメリカ協会の理事、アルゼンチン協同組合/相互扶助保険協会(AACMS)の理事を務める。また、保険業界に関連があり、同業界を補完する他の企業の取締役なども引き受けている。
リオ・ウルグアイ保険協同組合(アルゼンチン) 社長補佐兼RUSコーポレート大学コーディネーター
ベレン・ゴメス氏は、組織における持続可能性の管理と包摂的なビジネス(主に包摂的保険)の開発を専門とする経済学者である。持続可能性の分野で、大学講師兼研究者、組織のアドバイザー、国際的な講演者、国内外メディアにおけるコラムニストとして活躍。経済学の博士号を取得。
リオ・ウルグアイ保険協同組合(RUS)の理事会および管理評議会のメンバーであり、RUSコーポレート大学およびヒューマン・キャピタル・マネジメントのコーディネーターも務める。
EY(フランス) グローバル保険リーダー
イザベル・サンテナック氏は、EYのグローバル保険リーダーである。23,000名を超える業界専門家のチームを率い、EYの保証、コンサルティング、税務、トランザクションなどのサービスを通じて保険会社によるビジネスの変革と再構築を支援する。
30年以上にわたり大手金融サービス機関に携わってきた経験を持つ。EYでは、EY EMEIA Financial Services(欧州・中東・インド・アフリカ地域向け金融サービス部門)のアシュアランス・マネージング・パートナーを務め、それ以前はロンドンを拠点にグローバル・アシュアランス部門の最高執行責任者を務めた。リードパートナーとして、欧州に本社を置く複数の大手国際金融機関に、監査および非監査の両業務において対応を行った。
サンテナック氏は、保険業界で働く女性などを対象としたビジネスネットワーク「保険サパークラブ」の活発なメンバーである。また、2013年から2022年まで国際的な非営利団体「ポジティブ・プラネット財団」の理事および会計責任者を務めた。
パリのESCP経営大学院で経営学修士号を取得。
次期ICMIF事務局長
リズ・グリーン氏は、ショーン・ターバック事務局長が2024年11月付けで退任する意向を表明したことを受け、ICMIF理事会から次期事務局長に任命された。グリーン次期事務局長の任務は、2023年初から担当してきた中核事業の経営を継続しつつ、ターバック事務局長と協力して、2024年11月までに事務局長の全職務を円滑に引き継ぐことである。
それ以前、グリーン氏はエグゼクティブ・バイスプレジデントとして、ICMIF会員が最大限の価値を得られるように、そして各会員組織の戦略的優先事項とコンピテンシーをICMIFが把握できるように尽力してきた。
神経言語プログラミング(NLP)のマスタープラクティショナーの資格を取得し、エグゼクティブ・コーチングおよびメンタリングの修士号を取得中。グリーン氏は以前、リバプール商工会議所の理事、および2つの学校理事会で理事を歴任。
2012年からのICMIF勤務以前は、スイス生命(UK)で英国生命保険セクターにおける上級コミュニケーション職を13年間務め、その後、英国最大の相互扶助保険組織であるロイヤル・ロンドン・グループに買収されたロイヤル・リバー・グループに勤務。さらに以前は、金融サービス顧客を専門とするPRコンサルタントとして活躍。
グリーン氏は、ICMIFの大会、理事会や執行委員会などのさまざまな場でのスピーチのほか、ICMIF以外の会議やシンポジウムでもICMIFを代表して講演を行う。
国連防災機関(UNDRR) 投資諮問委員会(IAB)委員長
ウォーレン・ピム氏は、パンアメリカン・ファイナンスのパートナー兼シニア・マネージング・ディレクターを務める。M&Aアドバイザリー、私募および公募市場での資金調達など、投資銀行業務で25年以上の経験を持ち、北米とヨーロッパの国際資本市場で活動している。
陸上および洋上風力発電、太陽光発電、エネルギー貯蔵、持続可能な輸送など、世界のエネルギー転換市場での豊富な取引経験を持ち、インフラセクター全体にわたり活動する主要なグローバル機関投資家やプロジェクトファイナンスを手がける銀行と直接的な関係を築いている。
また、特定の企業や金融機関のために、幅広い機関投資家からの資金調達を支援してきた豊富な経験を持つ。その対象は、成長資金から買収や建設用資金にいたる使途のための普通株式、転換優先株、メザニン債務、または転換社債などの私募取引に加え、再生可能エネルギー、公益事業、インフラなどの各セクターにおけるM&Aファイナンス、レバレッジド・ファイナンス、および戦略的資金調達活動のようなコーポレートファイナンスにおける取引にまで及ぶ。これまでに100件以上の取引をまとめ、その調達総額は105億米ドルを上回る。
かつて、ピム氏はカナダの金融サービス会社バークシャー・グループの共同創業者として投資銀行グループを率い、シニアチームの一員としてグループを2,200名のプロフェッショナルを抱えるカナダの全国的企業にまで成長させた。その後、英国ロンドンを拠点としニューヨークや香港にオフィスを構える、国際的な機関顧客向け金融サービスグループのSustainable Development Capital LLPにパートナーとして加わることになる。
CFA協会認定証券アナリスト資格保有者であり、CFA協会および英国CFA協会の会員である。サイモンフレーザー大学のシーガル経営大学院でMBAを、カルガリー大学で経済学・商学の学士号を取得。
ギャラガー・リー(米国) インシュアテック部門グローバルヘッド
アンドリュー・ジョンストン氏は、再保険ブローカーであるギャラガー・リーのグローバル本部に在籍し、同社のインシュアテック部門を率いている。約15名からなるチームを任されており、その全員が、クラス最高のインシュアテック企業と連携する任務を負っている。彼らは、再保険仲介の専門知識でそれらの企業をサポートするか、あるいはギャラガー・リーの既存顧客ベースを背景にテクノロジーの広範なテーマについて信頼されるコンサルタントとしてのサポートを行っている。
ジョンストン氏はテネシー州ナッシュビルを拠点としており、ロンドンとニューヨークのオフィスでの勤務経験もある。「ギャラガー・リー・グローバル・インシュアテック・レポート(旧WTW 四半期インシュアテック・ブリーフィング)」の著者であり、ロンドン大学で博士号を取得している。
PPS(南アフリカ) グループエグゼクティブ(ミューチュアリティ(相互扶助)担当)
セボニ氏は、PPSグループのミューチュアリティ(相互扶助)担当エグゼクティブである。ミューチュアリティは、会員が商品を利用するのみならず、事業の利益も共有するユニークなビジネスモデルである。ミューチュアリティのポートフォリオには、マーケティング、セグメント管理、利益分配などが含まれる。
セボニ氏は金融サービス分野において20年以上の経験を持つ。南アフリカの複数の大手銀行において、商品や販売の分野で働いた。
PPS財団トラストのエグゼクティブ・トラスティーであり、ICMIF財団の非常勤トラスティーも務める。
ウィットウォーターズランド大学でリスク・保険マネジメントを専攻し商学士号を取得。金融教育や、個人の経済的回復力において保険と投資が果たす、富の創造と世代間の富の継承につながる役割に情熱を注いでいる。ASISA消費者金融教育ワーキンググループにPPSを代表して参加し、南アフリカの人々のため、経済的幸福の向上に貢献している。
夫オズとの間に子供が2人おり、家族の時間を楽しんでいる。
スライベント(米国) バイスプレジデント(クライアント・インサイトおよび戦略担当)
スライベントは、フォーチュン500にランクインする多角的な金融サービス組織であり、助言、投資、保険、銀行業務などのサービスや、数々の慈善プログラムを提供している。
クライアント・インサイトおよび戦略担当バイスプレジデントのスティーブ・プレンティス氏が率いるチームは、強力で差別化されたクライアント・インサイト(顧客が自覚していない潜在的な本音や欲求)を通じて、スライベントの最も重要な取り組みについて再考を促している。彼らは、一次調査の活用と詳細な分析の実施により、トレンドを把握し、スライベントの戦略的方向性に関連したインサイトを導き出すことで、組織全体で顧客中心主義を推進している。また、それらのインサイトを戦略とエクスペリエンス(体験)の開発に応用し、必要な文化的変革の推進を支援する。
プレンティス氏は、さまざまなビジネスやカテゴリーにわたるインサイト、戦略、イノベーションにおいて20年以上の経験を持つ。大手小売業のターゲットにおける16年間の勤務を経てスライベントに加わった。ターゲットでの最後の数年間は、カテゴリー・インサイト・チームを率いていた。ターゲット入社前は、広告業界で10年以上を過ごし、世界トップクラスの広告代理店数社における勤務歴がある。
カナダのオタワで育ち、カナダのキングストンにあるクイーンズ大学で政治学の学士号を取得している。
こくみん共済 coop 代表理事専務理事
髙橋忠雄は、日本の共済生協であるこくみん共済 coop (総資産約4.0兆円(約255億USドル)、年間受入共済掛金収入約5,308億円(約34億USドル))の代表理事専務理事。
1984年4月、こくみん共済 coop に入会。経営企画、事業推進の分野に長年携わる。2011年3月の東日本大震災(2万2千人以上が亡くなった日本観測史上最大の地震)の際は、本部の災害対策本部の責任者として、損害調査・共済金支払の陣頭指揮を執った。経営企画部門・ブランド戦略部門担当の常務理事を経て、2021年8月より現職。
現在は、代表理事専務理事として、著しい変化の時代の中で、事業の持続的成長と運動の発展を図るため、共創活動の強化とともに、デジタル技術と人と人とのつながりを融合させた「新しいたすけあい」の創造、実践を進めている。
AMベスト・レーティング・サービス(米国) エグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高戦略責任者
アンドレア・キーナン氏は、AMベスト・レーティング・サービスの戦略をグローバルに指揮し、コマーシャル、広報、事業開発、業界調査、企業イベントの各チームを担当している。
2000年にAMベスト初のカントリーリスク・アナリストとして入社し、カントリーリスク手法導入の監修に携わった。また、経済・業界調査および分析トレーニングの構築・管理など、同社でさまざまな役割を果たしてきた。2013年から2015年まで、メキシコシティに拠点を置くAMベスト・ラテンアメリカのマネージングディレクターとして、AMベスト初となるラテンアメリカ進出と事業拡大を行った。
AMベスト入社以前は、ニューヨーク市のトヨタ・モーター・ノース・アメリカで米国担当エコノミストを、また、ワシントンD.C.のコンサルティング会社である国際技術貿易協会(ITTA)でアナリストを務めた。
2023年までマイクロインシュアランス・ネットワークの副会長兼理事を務め、保険開発フォーラム(IDF)の包摂的保険ワーキンググループのメンバーでもある。また、フィラデルフィアのテンプル大学で経済学の非常勤教授も務めた。
キーナン氏は、テンプル大学で経済学の修士号、アメリカン大学で国際関係学の修士号、ヨーク大学で国際学の学士号を取得している。
ワンファミリー(英国) 最高経営責任者
ジム・イスラム氏は、2020年1月に英国有数の相互扶助の金融サービス組織であるワンファミリー・グループの取締役に就任して以来、最高財務責任者を務め、2023年12月に最高経営責任者に就任した。
アクチュアリー資格を有し、保険、投資運用、貯蓄、年金の各分野において、24年以上にわたり取締役会レベルでリーダーシップを発揮してきた。
イスラム氏は、事業の新たな成長戦略を策定し、それを実現するために必要な追加的な人材・能力を育成してきた。同氏は、ワンファミリーの刷新プログラムを主導し、事業活動に関連する組織内の文化的な側面を進歩させた。この中には、生命保険会社ビーグルストリートの買収や、他の保険プロバイダーから顧客基盤を取得したことなどが含まれる。
ワンファミリーに加わる以前は、ロイズ・オブ・ロンドンやリーガル・アンド・ジェネラルにおいて、部門の最高経営責任者、最高財務責任者、最高執行責任者、取締役など、財務と経営全般の要職を歴任した。英国、フランス、そして世界中のビジネスをカバーするこれらの組織において、イスラム氏は財務面、資本面、営業面のパフォーマンスを一変させた。
イスラム氏は、職域年金基金People’s PensionのプロバイダーであるPeople’s Partnershipの非常勤会長であり、海上救助を専門とする慈善団体であるRNLIのトラスティーも務める。多様性と包摂性のリーダーであり、LGBTQ+アライ(性的少数者の理解・支援者)として活動している。
NFUミューチュアル(英国) グループ・チーフ・エグゼクティブ
ニック・ターナー氏は、営業・代理店担当ディレクターとして取締役会に8年間在籍した後、2021年4月にNFUミューチュアルのグループ・チーフ・エグゼクティブに任命され、農村をメインとした英国でも大手の保険会社である同社の事業管理を担当している。
ターナー氏は、2013年に初めてNFUミューチュアルの取締役会に加わり、8年間にわたり同グループの英国全土の代理店ネットワーク、損害保険および金融サービスの販売・営業を所管した。
勅許保険協会(CII)に長年にわたり携わり、2019/20年にはその会長を務めた。
2016/17年には、英国全土のファイナンシャルアドバイザーの専門団体であるCIIのパーソナルファイナンス協会の会長を務めている。会長就任前の5年間は、パーソナルファイナンス協会の理事として、理事会に戦略的かつ実践的な専門知識を提供してきた。
NFUミューチュアルに入社する以前は、AXAで27年間、生命保険、損害保険、グローバル・パートナーシップに関する営業、事業開発、マーケティング、戦略など幅広い職務を経験している。
趣味は、ギターを弾くことや、グラフィックノベルを描くこと。そして、パートナーのディーと2匹の犬たちと一緒の田園散歩。
SURCO協同組合保険(ウルグアイ) ゼネラルマネージャー
アンドレス・エローラ氏は、訓練を積んだエコノミストであり、1987年にウルグアイの共和国大学経済経営学部を卒業している。学業を継続し、2001年に同じ大学の学部に戻り管理学の大学院課程を修了。その後、ファイナンスの経営管理学修士号(MBA)を取得した。
1992年以来、SURCO協同組合保険のゼネラルマネージャーとして勤務し、ウルグアイ保険市場におけるSURCOの戦略的方向性と運営を調整・管理するという主目的を果たしている。
エローラ氏は14年にわたりウルグアイ保険・再保険協会(AUDEA)の理事を務め、そのうち3年は会長を務めた。また、ウルグアイの商業防衛連盟(LIDECO)に参加し、議長を務めた。
エローラ氏は、2023年11月にICMIF米州協会の会長に就任して以来、同協会の現在の目標と取り組みに関する戦略的評価と査定に着手している。
30年以上にわたり協同組合/相互扶助の保険の世界に身を置き、ICMIFに携われたことは幸運だったとエローラ氏は語る。ICMIFの経験を通じて規制当局や政策立案者に影響を与えられたことは、SURCOにとって大きな成果となった。
エローラ氏は父親であり祖父でもある。最高の時はまだこれからだと信じ続けるビジネスマンである。
LV=(英国) チーフ・エグゼクティブ
デビッド・ハイナム氏は、多様性、公平性、包摂性を心から擁護しており、生命保険と年金を扱う英国の大手相互扶助保険会社LV=の最高経営責任者を務める。誰もが「自分らしさを発揮できる」職場づくりに向けた同氏の意欲は、真に人間中心の文化を奨励する同社の相互扶助の価値観と一致するものである。
ハイナム氏のリーダーシップは、多様性、公平性、包摂性、幸福のネットワークを再活性化し、ネットワークを通じたイベントやコミュニケーションが年間を通じて活発に行われるようになっている。これにより、職員のより良い協力関係と理解が促進され、一体感が向上した。同社は今や、多様性に関するデータ共有が56%増加し、多様性に関するeNPS(従業員ネットプロモータースコア)が市場標準を上回っている。
ハイナム氏は、LGBT+(性的少数者の総称)のコミュニティ、女性、障がい者、人種的包摂の擁護で賞を受け、世界有数のLGBT+エグゼクティブの1人として広く知られている。誇り高きウェールズの労働者階級の家庭に生まれた同氏は、金融業界における社会経済的包摂に対する障壁を打ち破る活動にも取り組む。
カンタベリーのケント大学で公共行政管理を専攻した後、バークレイズ(Barclays)の権威ある新卒者向け研修プログラムに参加した。リテール金融サービスを中心に30年のキャリアを持ち、Bupa、AXA、Friends Life、バークレイズで指導的役割を歴任した後、2022年にLV=に入社した。
PPS(南アフリカ) グループエグゼクティブ(人事担当)
マセニャネ・モレフェ氏は、南アフリカのPPS(Professional Provident Society)で人事担当のグループエグゼクティブを務める。PPSに勤務してからの5年半は人事部門を率い、人事戦略とPPSの相互扶助精神の調和に日々取り組んでいる。
PPS入社前は、複数の業界(主に金融サービス)において数々の上級管理職を歴任し、ピープルマネジメント制度の策定と導入に大きく貢献した。かつては南アフリカ歳入庁で公務員も経験し、うち3年間は税務関連の外交官として英国に駐在し、国際的な提携を促進した。その多様なバックグラウンドには、定量的市場調査者としての初期のキャリアも含まれる。
モレフェ氏は、自由時間をボランティアに当て、その専門知識を活かして、ウィットウォーターズランド大学のMBA諮問委員会およびノースウェスト大学の寄付金・資金提供委員会に貢献している。モレフェ氏は、未来の仕事の世界および組織内の公平性に情熱を注ぐ。
息子2人とヨハネスブルグに住む。
フォルクサム(スウェーデン) 社長兼最高経営責任者
イルヴァ・ウェッセン氏は、フォルクサムのさまざまな役職で17年間にわたり保険市場における幅広い経験を積み、2019年から社長兼最高経営責任者を務めている。
フォルクサムは1908年設立の相互扶助組織であり、幅広い保険や貯蓄商品を取り扱っている。400万の顧客数を誇り、スウェーデンでは家と人の半分がフォルクサムの保険に加入している。
最高経営責任者に就任する以前、ウェッセン氏は2016年から2019年まで副最高経営責任者兼チーフ・オブ・スタッフを務めた。フォルクサムにおけるそれ以前の役職は、リスク・コンプライアンス責任者やリーガル・カウンセルなど。2007年のフォルクサム入社前にはDLA Nordicで弁護士を、またシェブデ地方裁判所で法務官を務めた。
2022年からインシュランス・スウェーデン(スウェーデンの保険業界団体)の会長を務める。また、ICMIFでは理事、執行委員および副会長(欧州代表)を務める。
ストックホルムに生まれ、ストックホルム大学で法学修士号を、ハンブルク大学およびマドリード・コンプルテンセ大学でヨーロッパ法経済学修士号を取得。
レンスフォーシェクリンガー(スウェーデン)チーフエコノミスト
アレクサンドラ・ストラバーグ氏は、スウェーデンのレンスフォーシェクリンガーでチーフエコノミストを務める。ストラバーグ氏はさまざまな業界や企業で上級管理職として幅広い経験を積み、これまでにスカンスカ社のマクロ経済分析責任者、「Ekonomifakta.se」の責任者、スウェーデン企業連盟のシニアアナリストなどを歴任している。
同氏は、グローバルトレンド分析と戦略的ビジネスプランニングにおいて豊富な経験を持つ。現職では、レンスフォーシェクリンガーの経済事務局の責任者も務める。また、マクロ経済の動向に関する講演者やコメンテーターとしてメディアでも引っ張りだこである。