パーパスに向けたコラボレーション

1日目:11月13日(水)

ピープル (People) 顧客中心の事業として、新たな問題に対応し競争力ある成長を推進するための人材とリーダーシップの重要性

モデレーター: アレクサンドラ・ストラバーグ、レンスフォーシェクリンガー(スウェーデン)チーフエコノミスト

09:00 – 10:30

セッション 1

開会式と基調セッション

歓迎および開会のご挨拶。それに続く基調講演とディスカッションでは、レジリエンスの高い、パーパス志向の未来に向けて、協同組合/相互扶助の保険組織が先導・革新・協力し、より優れたパフォーマンスを生み出す可能性を解き明かします。

メンバー:

10:30 – 11:00

コーヒー休憩

11:00 – 12:15

セッション 2

CEOパネル:パーパスのための利益

協同組合/相互扶助の保険組織は、パーパス志向でありながら商業的マインドも持つ組織です。そして、人々と社会に意味のある影響を与える責任と、長期的な財務安定性を維持する義務とを、効果的にバランスさせる必要があります。このCEOパネルディスカッションでは、ICMIF会員がパーパスの力を活かしてパフォーマンスと収益性を高め、競争上の優位性を得る方法について検討します。

進行役:マット・モッシャー、 AMベスト(米国)社長兼CEO

メンバー:

12:15 – 13:15

ランチ

13:15 – 14:30

セッション 3

人を第1に考える組織の構築

今日のダイナミックな労働環境は、引き続き破壊的かつ進化する数々のトレンドによって形作られており、リーダーが人に焦点を当てた戦略を優先することの重要性は明白です。このセッションでは、ICMIF会員による、レジリエンスが高く、未来に対応できる職場構築の取り組みを検討します。具体的には、従業員のエンゲージメントとウェルネスを強化する人材管理戦略や、包摂的でパフォーマンスの高い文化の醸成に必要な組織とリーダーシップの特性などです。

進行役:フアン・カルロス・モスケラ、ラ・セグンダ保険グループ(アルゼンチン) オペレーション・ディレクター

メンバー:

14:30 – 15:00

コーヒー休憩

15:00 – 16:15

セッション 4

高まる顧客期待への対応

このセッションでは、ICMIF会員がどのように顧客体験を変革し、刷新と顧客中心主義に取り組んでいるかを検討します。進化する顧客のニーズと期待に企業がどのように適応しているかを確認し、カスタマー・ジャーニーの改善とパーソナライズ、オムニチャネル体験の統合アプローチ、保険契約者にプラスの結果を生み出すための人材と文化の重要性について、ケーススタディを取り上げます。

進行役:グレン・クロスデール、FMG(ニュージーランド)最高顧客責任者

メンバー:

16:15 – 16:45

結びの言葉とコラボレーションの機会

モデレーターが当日の重要テーマのまとめを行います。また、ICMIF会員ネットワークの中から、「ピープル」に焦点を当てたコラボレーションの例を紹介します。

16:45 – 17:30

パーパスに向けたネットワーキング

2日目:11月14日(木)

パフォーマンス (Performance): パーパスおよびサステナビリティー目標と、財務的成功および新たなテクノロジートレンドを効果的に活用した業務オペレーションの効率化や優位性向上との両立

モデレーター:ビルヒニア・リンギアルディ、ラ・セグンダ保険グループ(アルゼンチン) プロジェクト管理室リーダー

09:00 – 10:30

セッション 1

進化するリスク環境における新たな機会の開拓

急速に変化し不安定な今日の世界で保険会社が直面しているのは、価値提案および事業戦略の再定義です。それらは、保険会社にとっての課題であり前例のないチャンスでもあります。このセッションでは、人工知能 (AI) やその他の新興テクノロジーの出現など、保険業界を根本的に変えようとしている重要なトレンドを考察します。いくつかのICMIF会員組織が、こうした新たなリスクに先手を打つためのアプローチや、技術革新活用によるバリューチェーン全体での新規機会開拓など、自らの事例を共有します。

進行役:マシュー・カリナ、大学協力(米国トランスユニオン社のブランド名)グローバル・サイバー保険事業責任者

メンバー:

10:30 – 11:00

コーヒー休憩

11:00 – 12:15

セッション 2

パーパス志向の戦略の実践

このセッションでは、協同組合/相互扶助組織の強みを組織全体で効果的に取り入れ、刷新を図ったICMIF会員の事例を検討します。あらゆるステークホルダーから息の長い価値創造の取り組みへの信頼を得つつ、事業のパフォーマンスを高めるパーパス志向の戦略を実行する方法などが明らかになります。また、会員組織が顧客提案において独自の強みを伝える方法も考察します。それは、歴史的な原則と伝統に立脚しつつ、現代的なブランドエクスペリエンスを通して明確に表現される必要があります。

進行役:アヤンダ・セボニ、PPS(南アフリカ)グループエグゼクティブ(相互扶助担当)

メンバー:

12:15 – 13:15

ランチ

13:15 – 14:30

セッション 3

パフォーマンス向上のためのサステナビリティー

サステナビリティーは、市場の期待の高まり、投資家の圧力、規制遵守の影響を受け、保険業界全体にとって戦略的要請の1つとなっています。しかし、多くの協同組合/相互扶助の保険組織にとって、サステナビリティーとは、環境・社会の前向きな変化促進のため持続可能な慣行を採用すること以上の意味があります。つまり、それは事業にとっても良いことなのです。このセッションでは、サステナビリティー戦略の組み込みにより事業価値を生み出したICMIF会員を紹介します。その切り口は、製品のイノベーションおよび最適化の機会、優れたリスク管理、レジリエンスの高い事業モデルです。

進行役:キム・パラトニック、ワワネサ・ミューチュアル保険(カナダ)最高戦略・会員エクスペリエンス責任者

メンバー:

  • ベレン・ゴメス、リオ・ウルグアイ保険(アルゼンチン)社長補佐兼RUSコーポレート大学コーディネーター
  • バブス・ダイクスホールン、ディレクター(サステナビリティ担当)、アクメア (オランダ)
  • チャド ・パーク、持続可能性・シチズンシップ担当バイスプレジデント, コーポレーターズ(カナダ)
14:30 – 15:00

コーヒー休憩

15:00 – 16:15

セッション 4

オペレーショナル・エクセレンスと価値創造に向けた変革の受容

このセッションでは、効果的に将来に適応するために、協同組合/相互扶助の保険組織に求められる戦略的アプローチと枠組みを掘り下げます。ICMIF会員の事業変革に関する事例研究を取り上げ、会員組織が新しい効率的プロセスとデジタル機能を統合して、パフォーマンス向上のために事業モデルを最適化する方法を検討します。また、会員組織がイノベーションとパートナーシップを取り入れて、保険ソリューションや顧客価値の提供方法を進化させている事例も紹介します。

進行役:アンドレア・キーナン、AMベスト(米国)エグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高戦略責任者

メンバー:

16:15 – 16:45

結びの言葉とコラボレーションの機会

モデレーターが当日の重要テーマのまとめを行います。また、ICMIF会員ネットワークの中から、「パフォーマンス」に焦点を当てたコラボレーションの例を紹介します。

16:45 – 17:30

パーパスに向けたネットワーキング

3日目:11月15日(金)

パートナーシップ (Partnerships): 戦略的目標の達成と、私たちがサービスを提供するコミュニティのレジリエンス強化に向けた世界規模でのコラボレーション

モデレーター:リズ・グリーン、次期ICMIF事務局長

09:00 – 10:30

セッション 1

レジリエンスの高いコミュニティを構築するパートナーシップ

ICMIFのインパクト戦略は、業界におけるベストプラクティスの取り組みに影響を与え、サステナビリティー、災害リスクの軽減、包摂的な保険の分野において、ICMIF会員に事業機会を生み出すことを目的としています。ICMIFは、戦略的パートナーシップを通じて、より安全でレジリエンスの高い世界の構築に向けて、会員組織がリーダーシップを発揮できるように働きかけることを目指しています。このセッションでは、意欲的な目標から実際の行動への進展、そして、ICMIF会員がレジリエンスの高いコミュニティを構築し、世界が直面する課題を軽減するために、業界とステークホルダーのコラボレーションが貢献できる方法について紹介します。

進行役:ロブ・ウェセリング、ICMIF会長、コーポレーターズ(カナダ)社長兼CEO

メンバー:

10:30 – 11:00

コーヒー休憩

11:00 – 12:15

セッション 2

よりレジリエンスの高い事業を生み出すパートナーシップ

このセッションでは、ICMIF会員によるパートナーシップ構築の事例を取り上げます。パートナーシップの目的は、長期的な成長とレジリエンスをより効果的に推進するために、財務パフォーマンスのバランス維持、リスクの定量化、サステナビリティーへの影響測定が可能となるように支援することです。事例研究では、さまざまな戦略分野で実際の行動を可能にする取り組みと戦略、そしてネットゼロの未来への移行に向けた統合的アプローチにレジリエンスを組み込むことの影響などにつき検討します。

進行役:ショーン・ターバック、ICMIF事務局長

メンバー:

12:15 – 13:15

ランチ

13:15 – 15:15

セッション 3

パーパスに向けたコラボレーション

最後のセッションでは、パーパス志向の保険組織やパートナーから成り立つ会員間の効果的なコラボレーションを、ICMIFがどのように動機づけし、促進できるかを検討します。それは、コラボレーションを成功させた経験やストーリーを、ICMIF会員ネットワーク内で、より多くの会員が共有する機会を提供するものです。

このセッションでは、2024年ICMIF総会も併せて行われます。

メンバー:

15:15 – 16:00

パーパスに向けたネットワーキング

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